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誰も知らないダンパーの意味

誰も知らないダンパーの意味

 

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免震構造とセットで使われるオイルダンパーの役割は大したものではない。

主役は免震ゴムの方だ。

建物自体を支えるのが免震ゴム。

こうした状態で地震が起こると建物が免震ゴムの上で揺れる。

揺れが収まるのを早めるためのものがオイルダンパーだ。

オイルダンパーがボロだと揺れが収まる時間が伸びる程度の話。

ほとんど大きな問題がないので、安全宣言がなされているのだ。

テレビで免震構造を説明するときに大体間違ってイメージが伝わっている。

別にオイルダンパーがなくても壁にぶつかったりはしない。

もちろん、耐震偽装物件であることには間違いない。

免震ゴムが心配というのはある。

今の時点では東洋ゴム問題で見つかった以上の免震ゴムの問題はないので、安心できるといっていいだろう。

こうした免震装置といったものはかなり高度な検証がされており、実際の地震を想定してどのように建物が動くかということまでシミュレーションをしている。

通常の建物よりもずっと真面目に検証がなされており、それを持って大臣認定をしている。

大臣認定なので責任は国土交通省にあるのだから、多少の製品のばらつきがあっても責任は国にある以上は、そんなにデタラメなことは起こっていないと信用していいだろう。