無料の地震対策は2階で寝ることです!
無料の地震対策は2階で寝ることです!
無料の地震対策ってあまり聞いたことがないのではないでしょうか?
一般的に耐震対策というと、耐震改修というのが多くの人のイメージだと思います。
そして耐震改修の値段は100万円、200万円、300万円もかかるというのが一般的。
耐震改修の前段階として、耐震診断は市町村などが無料で実施をしてくれるのですが、耐震改修工事は無料とは行きません。
耐震診断をしたら、耐震改修工事をしなければならなくなるのではないか・・・
ということが心配で、お金が必要になることが心配で、それなら耐震診断もしない方が市町村から何も言われないだろうと考えるのも無理はありません。
そこで、提案したいのが無料の地震対策です。
さすがに、無料の耐震改修方法がある、とは言えません。
無料なので工事といったものはできません。
無料でできることを紹介します。
それは、木造2階建ての場合ですが、2階に寝るということなのです。
2階に寝るというのは1階で寝ないようにするということの裏返しです。
なぜ2階なのか?なぜ寝るところにこだわるのか?
これらについてはおいおい書いていきたいと思いますが、まずは、木造2階建ての住宅にお住いの場合は、無料の地震対策として、「2階で寝る」という方法があるということだけ覚えていただき、騙されたと思ってすぐにでも実行していただければ幸いです。
このブログは、2階で寝よう!という」ブログのショートバージョンとして、よりシンプリにわかりやすく無料でできる地震対策、耐震対策、地震で命を落とさないためにできることを紹介してきます。
市町村の補助で無料で耐震診断ができ!
無料で耐震診断ができる市町村は沢山あります
無料の耐震対策、地震対策をするためには、まず、自分自身の家が耐震対策や地震対策をする必要があるのか?を知る必要があります。
建築物には耐震基準というものが建築基準法で定められています。
建築基準法というのは時代とともに新しい知見や技術を取り入れて更新されていくものです。
バージョンアップしていくといった方がいいかもしれません。
そのために、新しい耐震基準で作られた建物の方が古い耐震基準で作られた建物よりも丈夫であるということが一般的には言うことが可能なのです。
それでは、そうした耐震基準が変更された時期でポイントになるのは?と言うことを、新耐震、そして、それ以前のものを旧耐震と一般に言っているのです。
具体的には新耐震というのは1981年6月1日以降に確認申請が出されたものということになります(それ以前でもこの日以降に完了検査をしたものは新耐震に対応しているものもあります)。
新耐震以降の木造2階建て住宅であれば、耐震診断は必要なく、耐震性には一応問題ないと判断されます。
実際に、ほとんどの市町村では新耐震の建物に対しての耐震改修について補助制度を設けていません。また、国などが発表する耐震化率を算定するときにも新耐震以降の建物は耐震性がある、として取り扱っているのです。
誰も知らないダンパーの意味
誰も知らないダンパーの意味
免震構造とセットで使われるオイルダンパーの役割は大したものではない。
主役は免震ゴムの方だ。
建物自体を支えるのが免震ゴム。
こうした状態で地震が起こると建物が免震ゴムの上で揺れる。
揺れが収まるのを早めるためのものがオイルダンパーだ。
オイルダンパーがボロだと揺れが収まる時間が伸びる程度の話。
ほとんど大きな問題がないので、安全宣言がなされているのだ。
テレビで免震構造を説明するときに大体間違ってイメージが伝わっている。
別にオイルダンパーがなくても壁にぶつかったりはしない。
もちろん、耐震偽装物件であることには間違いない。
免震ゴムが心配というのはある。
今の時点では東洋ゴム問題で見つかった以上の免震ゴムの問題はないので、安心できるといっていいだろう。
こうした免震装置といったものはかなり高度な検証がされており、実際の地震を想定してどのように建物が動くかということまでシミュレーションをしている。
通常の建物よりもずっと真面目に検証がなされており、それを持って大臣認定をしている。
大臣認定なので責任は国土交通省にあるのだから、多少の製品のばらつきがあっても責任は国にある以上は、そんなにデタラメなことは起こっていないと信用していいだろう。
地震で直接死ぬのは古い木造の1階で寝るからです。本当にそれだけ。
日本で大地震で直接死ぬのは古い木造で1階で寝るからです。本当にそれだけ。
地震大国の日本で、なぜ、死者が出るのか?
もちろん、非人間的な避難所に行ってしまって災害関連死というストレス死もありますが、まさに地震で死ぬというのは古い木造住宅の1階で寝ていて、2階が落ちてきて死ぬというパターンしかないのです。
木造住宅の2階の重さというのは約30トンです。
これが頭の上からまるまる落ちてきたら・・・死ぬでしょ。
それだけの話。
木造住宅は構造計算の証拠を行政にも提出しなくていいので、「建築士」は構造計算をしていないのです。犯罪者ばかり。
これは簡単に確かめられるので、犯罪者である「建築士」を徹底的に問い詰めればいいのです。
きっと、構造計算をしていませんでした、だって分からないから難しくてと答えることでしょう。
実は、日本で大地震で人を殺しているのは建築士なのです。これが真実。
木造住宅は人を殺す凶器になってしまっているのはそういう理由からなのです。
誰でもいいので、そこらへんの建築士に聞いてみると分かります。
「木造住宅は構造計算しなくていいだよね?」と。そうですよ、法律で決まっているからと答える人がほとんどですが、それは嘘で、ただ、計算書を提出しなくていいだけで計算する必要はあるのです。
(もちろん壁量でチェックすること自体も構造計算の簡易的なものです)
行動経済学という心理学を取り入れた経済学で耐震対策をしない理由を示してみる
行動経済学とは心理学プラス経済学の世界。
人間は経済学の前提となる合理的な人間像とは異なるという当たり前のアプローチだ。
耐震改修にこだわる必要はなく、命を守るためには無料でできて意味のあることをしたい。
2階で寝るというのはそういった方法の中で最高の手段なのです。
NHKのウェブで紹介している地震が来る前にしておくことは中途半端!
NHKのウェブで紹介している地震が来る前にしておくことは中途半端!
地震が来る前にしておくことは明らか。
2階で寝ることだ。
そんなことも分かっていないNHKに受信料を支払う意味があるのか?
NHKオンラインより、
ここで挙げられている最初が水などの備蓄をしておくこと。
建物を調べる。
家具を固定する。
とこに逃げるか調べる。
という項目だ。
まず、地震に対しては、最初の大きな揺れで死んでしまうので水や食料の準備など全く意味がない。
生き残っていればこそ役立つ話だ。
次に建物を調べる・・・これはそうだが、金もかかるしすぐにできない。一応、言っとけぐらいの話だ。
そうではなく、古い建物は危ないから、1階がぺしゃんこになるから2階に寝ればいいとなぜ書かないのか?
それは、NHKがデタラメだから。
それだけなのだ。どこに逃げるかの前に、家の中でどこで寝るかの方がはるかに大切なのに、スルーするNHK。
極めて悪質だ。
行動経済学でも無料ほど人を動かす言葉はない!
無料という言葉は強力なマジックワードなのです
無料というのは1個10円などとするよりもはるかに効果の高い値付けです。
実際には無料なので商売をしている、値付けをしているということではないように感じてしまいます。
ですが、立派なマーケッティングでもあるのです。
耐震診断で気になるのは費用、でも無料の対策があるというなら話は変わるはず!
耐震診断で気になるのは費用だが無料ならば話は変わるはず
耐震診断をグーグルで検索すると、次に提案されているワードは何かと言うと、「費用」なのです。
これは、耐震診断をすれば、耐震改修が必要になり多額の費用がかかるというのが常識だからです。
それはその通りで200から300万円の費用がかかるというのは事実です。
そんなに多額の金は用意できない、借金もしたくないというのは当然でしょう。
だから、2階で寝ることがおすすめなのです。
ブロック塀の耐震診断?
大丈夫です。ブロック塀は一般の住宅では耐震診断の義務はありません。
何より、二階で寝ることが地震対策としては最初に取り組む必要があることなのです。
ブロック塀で多くの人が死ぬ訳ではなく、旧耐震の木造住宅や木造アパートの1階に寝ていて死ぬのです
ブロック塀で多くの人が死ぬ訳ではなく、旧耐震の木造住宅や木造アパートの1階に寝ていて死ぬのです
間違ってもいけないのはブロック塀にお金をかけるくらいなら、まず2階で寝る環境を整えるためにお金をかけることが大切です。
1階の寝室を2階に移すことは基本的にはお金はかからないはずですが、階段に手すりがないので不安という場合もあるでしょう。
そうした工事費にお金をかけることを優先させることが大切で、間違っても先にブロック塀にお金をかけるということはしないことをオススメします。