耐震野郎が無料の耐震対策、二階で寝ることを薦めるだけのページ

耐震診断資格者が木造住宅の耐震診断よりもまず二階に寝ることをお勧めするブログです

耐震基準というのは時代とともに変わっているのです

耐震基準というのは時代とともに変わっているのです

 

耐震基準というのは建築基準法で定められています。

昔の基準と今の基準ではどちらかといえば、より細かく、より厳しくなるという傾向が一般的にあるのです。

だから、新耐震基準と旧耐震基準があり、これは昭和56年6月1日を境にしているのですが、もちろん新耐震基準は旧耐震基準よりも厳しいものとなっています。

ですから耐震診断を新耐震基準の考え方で診断すると、耐震性が不足しているというのは当たり前なのです。

つまり、耐震診断をすれば全てアウトになってもおかしくないというのが事実。

耐震診断は耐震改修をしないのならあまり意味がなく、どうせなら耐震改修を最初から考える。

もし、耐震改修しないのなら2階で寝る。そうしたことが本来は必要なことなのです。

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正月に震度6弱の熊本地震、不安なら2階で寝よう!

正月早々震度6弱の2019年。

なかなか厳しい年明けになっています。

できることはした方がよく、2階で寝る、ことが重要なのです。

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不安解消、命を守るためには、ただ2階に寝るだけでいいのです。

また、それ以外にできることはないのです。

しかし、そのことで命が助かるのです。

耐震診断で気になるのは費用です

耐震診断をすることで気になるのはやはり費用。

この費用というのは、耐震診断をするための費用と、耐震改修工事をするための費用の二つを含んでいると思います。

現実的に、耐震診断をして問題なしとなる旧耐震の木造住宅は1%もないというのが事実があります。

つまり、耐震診断の結果、耐震改修工事が必要と宣告される確率はほぼ100%なのです。

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そして百万円。

このプレッシャーから逃れるには、いくら無料と言われても耐震診断をしないことという考え方をしてしまう人が多いというのが実は大きな問題なのです。

耐震改修工事をしなくても安全は確保できるのです。

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無料でかなりのことができるのです。

これで耐震診断の結果が怖くて、費用がかかることが明らかになるのが嫌で耐震診断は無料だけれども拒否するということが減るのではないでしょうか?

地震対策、防災対策、耐震化というけれど無料で出来なければ普及しない!

地震対策、防災対策、耐震化というけれど無料で出来なければ国民全員には普及することはありません。

だって、お金がかかるから。

特に耐震化というのは、現実にはほとんどのケースは建て替えによる効果で耐震化が進んでいるのです。

つまり耐震化=建て替え。

なぜなら耐震化のための耐震改修工事が高額なため。

100−300万円もするのです。もちろん、市町村の補助金はあっても半分は負担となるのが一般的です。

しかも、補助金なので、最初は自分で立替払いですから耐震改修工事費の額だけのお金、例えば300万円を用意しなければならないのです。

これでは・・・進まない。

そこで、無料でできることが重要なのです。

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無料でできる耐震診断を活用しないともったいない

都道府県や市町村では無料で耐震診断をしてくれるところがあります。

そのためには設計図書などが必要となりますが、それさえあれば自治体(委託先の業界団体)が無料で耐震診断をして結果を返してくれるのです。

もちろん、耐震診断の結果は通常は個人情報ですので、勝手に公表されるようなこともありません。

この耐震診断は、一般的に次の条件で実施されています。

・旧耐震であること=1981年6月1日より前に確認申請を受けているもの

・木造住宅であること(ツーバイフォーは大丈夫なので対象外です)

が条件です。

ほとんどが木造2階建ての建物です。

なお、単なる民間企業がたとえ何とか協会などという組織であっても、無料の耐震診断をしているケースがありますし、飛び込み営業でやってくる場合がありますが、そうしたものは断固として拒否する方が懸命です。

建築や土木を大学などで学んだことがない人がこうした業者の無料耐震診断をうっかり受けると無駄な耐震工事をさせられる可能性が極めて高いので、最初からそんな話は聞かないことです。

あくまで都道府県や市町村が税金を投じることで無料になっている無料耐震診断だけを受けることを強くお勧めします。

リフォーム詐欺は現実にあるのです。

お題「耐震診断」

耐震改修というのは1階を壊れないようにすることがポイントです。 - 耐震野郎が二階で寝ることを薦めるだけのページ

 

「無料耐震診断」は市町村が実施しているもの以外を受ける必要はありません。

http://www.耐震.top/article/456573779.html

 

free-taishin.hatenablog.jp

Yahoo!知恵袋でも1階で寝るのがいいと答えている良識のある人がいます

Yahoo!知恵袋は今や国民的なQ&Aサイトと言っても良いでしょう。

その中にも2階で寝る、ことを推奨するような問い合わせ例、解答例があります。

 

ヤフー知恵袋より、

地震のとき、二階建の家の一階で寝ているのは危険だと言われますよね。 理由は、...

fff********さん2016/4/1616:14:06

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

というもの。

理由もバッチリです。

少し補足をするならば、家には重さがあるということです。

1階の重さ、2階の重さ。

重い2階が上から落ちてくると考えると分かりやすいと思います。

重い2階がない分だけ1階だけの平屋は安全性が高いということは言えます。

ただし、木造の平屋というのはかなり旧い建物が多いのが現実であり、そうなるとかなり老朽化している可能性があり、場合によっては2階建よりも壊れやすいという可能性もありますので、あまりにも旧い木造の建物は平屋でも危ないと考えておいたほうがいいでしょう。

地震の危険性を木造平屋で説明するのは不適切です。: 2階で寝よう!Let’s sleep upstairs!~無料の地震対策は二階で寝ることです。耐震診断よりも行動!URL:www.耐震.top

熊本地震では木造住宅の危険性が改めて示されました。警察庁の報告書をじっくり読むといろんなことが分かります。: 2階で寝よう!Let’s sleep upstairs!~無料の地震対策は二階で寝ることです。耐震診断よりも行動!URL:www.耐震.top

神戸市の公開している1.17の写真(営利利用可能): 2階で寝よう!Let’s sleep upstairs!~無料の地震対策は二階で寝ることです。耐震診断よりも行動!URL:www.耐震.top

見習って欲しい、2階で寝るために布団を持って階段を登る猫!

2階で寝るには寝具が必要です。

多くの木造二階建ての場合には何らかの寝具はあると思いますが、猫はそうは行かないようです。

地震や浸水、土砂災害に備えて2階で寝る猫!

動物の勘というものが働くのかもしれません。

 

exciteニュースより、

 

2017年7月26日

www.excite.co.jp

 

素晴らしい猫です。皆さんも猫に負けずに、2階で寝るんニャイしてください。

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ジョークのようなものですが、2階で寝る、という事例を紹介していければと思います。

2階で寝るには確かに1階でこれまで寝ていたとすると、色々と2階に持って上がらなければならないものが出てきそうですね。

無料でできる地震対策、浸水、土砂災害対策でもある、2階で寝よう!ですが、手間が全くないという訳には行きません。

でも、何しろ基本的に無料ですから。

騙されたと思って取り組んでいただければ幸いです。

注意点としては、この猫の危なっかしい姿を見ると、2階にものを持って上がる時には焦らず、少しずつ、注意深く、決して階段から転げ落ちて住宅内事故なんてことにならないようにお願いしたいと思います。

猫の危なっかしい姿から、そう思いました。偉いぞ!猫ちゃん!

災害では二階に寝ることがメリットになることが多いのです

台風21号や台風24号では気象庁からの呼びかけにおいて、避難を勧めるとともに、どうしても自宅に残る場合は2階以上で過ごすようにしましょうというというメッセージが発せられました。

気象庁が災害に際して、ここまで具体的に2階で過ごす、これは夜なら二階で寝ようということですね、ということを提唱したのは、おそらく初めてではないかと思います。

記憶にありません。

表現として、2階で過ごすように、また、極めて限定的にどうしても避難できなかった場合はなどという注意書きがありましたが、それでも、2階で寝よう!に通づるメッセージであり、この表現をYahoo!ニュースで発見した時はちょっと嬉しかったです。

台風の災害で怖いのは浸水被害と土砂災害です。

土砂災害は山津波とも呼ばれますが、裏山から土砂がどーっと流れ落ちてくるということから昔からそのように言われます。

東日本大震災では本当に津波が襲ってきて犠牲者が数多く出たので、あえて、津波という言葉を使った山津波とはあまり報じないというお約束があったかもしれませんが、山津波という言葉は実際には東日本大震災の時にも使われています。

津波というか土砂災害でも2階で寝る方が、生存確率はやはり高まります。

基本的に地震に備えて2階で寝よう!というのと原理は同じことです。

木造住宅の2階建を考えれば、土砂が流れ込んでくるのは当然1階からということになります。

土砂はあくまで下から流れてくるのですから。

そうした土砂と直接対面したくないならば、1階では寝ないようにする、長く過ごさないようにする、というのは当たり前のことです。

これが、地震の場合は、大きな地震で揺れた場合には1階が脆く崩れるというのが木造住宅の特徴ですから、そんな1階で寝ていたとすれば、上から形が残ったままの2階がズドーンと落ちてくるのです。そんな1階には寝ていたくないというのは当たり前ですね。

もっとも簡単な浸水については、水が床下から上がってくるわけで、当然1階にいる方が床上浸水に巻き込まれる可能性が高いので、1階で寝ていたくないということになります。

このようにあらゆる災害において、1階というのは一般的に留まるべきではないといっていいようです。

地震対策として、無料でできる2階で寝よう!を提唱していますが、2階で寝る、ということは、単に地震対策として有効なだけではなく、台風による浸水被害、土砂災害にも一定程度有効だということがわかっていただければ幸いです。


001 how to survive大地震での木造住宅の潰れ方

 

災害に事前に備えるということは難しい

災害に事前に備えるというとよくでてくるのは非常用持ち出し袋など?

しかし,地震に際して問題となるのは大地震が夜中に来たら?ということを正確にイメージすることが大切です.

それは,大地震が起きたらとても立っていられないということ.です.

震度6強から7という揺れの常用で歩いて逃げることができるという誤ったイメージは最悪です.

逃げられない状況で何ができるか,ということを考えれば,災害への備えは非常持ち出し袋ではないはずです.

非常持ち出し袋は無事に生き延びたあとの話だからです.

まず,生き残らなければなりません.

地震では数秒で2階が1階がくずれて落ちてくる.

このイメージを持つことが大切です.